松江城天守閣 婚礼の儀 2014

11月23日「花嫁時代行列 松江城天守閣・婚礼の儀」が華やかに開催されました。
国の重要文化財・松江城の天守閣でホンモノの結婚式を行うのですが、新郎新婦はモチロン、 親族も甲冑や打掛に身を包んで行列をするというたいへん珍しいものです。
実に5年ぶりの開催となりますが、前回同様に我ら松江武者応援隊も殿と姫(新郎新婦)の家臣として 行列のお供をさせていただきました。



松江武者応援隊一同、松江歴史館にて装備を整え、準備は万端。
今回は兜を背中に下げる新スタイルです。



いざ、殿と姫君のお出迎えに出立〜



一方その頃、殿と姫君のご一行はふれあい広場乗船場にご到着。
幸せいっぱいのお二人 殿:新郎の佐々木涼さん 姫君:新婦の吉田桃子さん



親族の皆さんも甲冑と打掛の時代衣装というのが大きな特徴です。



いよいよ船に乗り、スタンバイOK!



殿と姫君の船上では、なんと琴の演奏が・・・



紅白の幕で飾られた特別仕様の堀川遊覧船。天気が良くてよかったですね!



お二人を乗せた船を先頭に、優雅な船行列。



松江武者応援隊は橋の上で、今か今かとお二人を待っています。



船が見えてきたぞ!



おおっ、殿と姫君じゃ〜!



殿〜っ、姫君〜っ、おめでとうございまする〜っ!



親族の皆さんもにこやかに手を振って声援にこたえます。



水面に映る紅白が華やかさをいっそう盛り立てます。



その間に、松江武者応援隊は次なるお出迎えの場所まで移動。



大手前の乗船場にご到着〜



「ご無事のご到着、祝着にござりまする。
これよりは我らが松江城大手前までご案内つかまつりまする。」
「出迎え大儀!」


出迎え武者の先導により、一行は大手前の堀尾吉晴公の銅像前に。



ご家老登場!
「本日のご婚儀、誠におめでとうござりまする。我ら松江武者応援隊一同、これよりは殿、姫君様の家臣としてご両家の皆様をお守りいたし、松江城本丸までの道中、お供つかまつりまする。」


「うむ、大儀である!」



周りはこんな感じ。



「これより我らは大手門を入り、二の丸上の段の松江神社へ向かう。
   おのおの方〜、出立そうらえ〜、出立そうらえ〜!」



法螺、笛、太鼓の先導で、行列のスタートです。



お二人は、まだ若干緊張気味でしょうか?



ご家老の先導で、殿も堂々と。サマになっていますね。



本格的な幟旗や長持も。立派な行列です。



観光客の皆さんたちが見守る中、行列は天守閣を目指します。



音響スタッフもご覧のとおり時代衣装で。スピーカー等の機材も(笑)
左はお付きの侍女ふたり。



長持ちさんもガンバレ〜



松江一の太鼓の名人登場! すばらしい祝太鼓を披露します。



「誠に見事である! あっぱれ!」



だいぶ緊張もほぐれてきたでしょうか?



笛太鼓の先導で行列は続きます。



完全に凛々しい殿、美しい姫君になりきりましたね。



行列は松江神社にやって来ました。



周りで御覧の皆さまも一緒にご拝礼くだされ。



殿より献上の賽銭は、ハレの日の縁起を担ぎ、末広がりの八百八十八円でござる。



拝礼の作法は二礼二拍手一礼でござる。



松江神社参拝が終わり、いよいよ本丸へ。



長持唄はオリジナルの歌詞で。
「今日は日もよし松江の城で結び両家は縁となる
    涼と桃子は契りを交わし幾末永久に夫婦となる」


一ノ門をくぐり、いよいよ本丸へ。

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